1. 画面移動と画面拡大・縮小の設定

 

 メニュ−バ−の 設定 → 基本設定 → 一般(2) の、『矢印キーで画面移動、……』にチェックを入れると、

 矢印・PageUp・Downキーで、画面移動と画面拡大・縮小操作が出来ます。

 

 基準移動・拡大縮小率に対して[Shift]+[キー]で1/5の移動・拡大縮小率になります。

 

 基本設定で設定してから、メニュ−バ−の設定→環境設定ファイル書出し

 を行うと、環境設定ファイルに書出されます。

 

 環境設定ファイル名を Jw_win.jwf にし「JW_WIN.EXE」があるフォルダー内に Jw_win.Jwf がある場合、

 JWW起動時に自動的に読込まれます。

 

 マウスホイ−ルによる画面拡大・縮小も、環境設定ファイルで設定出来ます。

 

2.実寸固定と図寸固定

 

  1/100の図面を1/50に実寸固定で変更すると、縮尺に比例して図の表示は2倍になりますが、図の寸法は保たれます。

  これに対し、図寸固定では、1/100を1/50にしても表示サイズが固定されるので、寸法を測定すると1/2になります。

  寸法等は関係ない仕上表など、表示の大きさを保つ時に使います。

 

3. 「アンドウバァファーがいっぱいです」と表示される

 

 「アンドウバァファーがいっぱいです」と表示された場合は「Undoの回数」を設定していても、設定した回数までは

 戻れなくなるという警告です。

 古い記憶から順に削除されていきますので、新しいもほど必然的に有効になります。

 

 多くのデ-タを削除した時などによく表示されますが、作図する上では何も支障はありません。

 

4. 新規作成時のjw_win.jwfの読み込み

 

 メニュ−バ−の設定 → 基本設定 → 一般(1)タブ で『新規ファイルのときレイヤ名・状態を初期化、プロフィール・環境ファイルを再読込み』に

 チェックを入れて下さい。

 

5. 基本設定等で設定した設定を次回からも使いたい

 

 基本設定等で設定しただけでは、次回JWWを起動時に有効になりません。

 

 基本設定で設定した項目を、メニュ−バ−の環境設定ファイル→書出し を行うと、基本設定等で設定した項目を環境設定ファイルに

 書き出します。

 

 環境設定ファイルで、線色・線種・文字の形状や色・寸法の設定等を設定しておくと、次回からその設定で読み込まれますので、

 毎回設定する必要がなくなります。

 

 環境設定ファイル名を Jw_win.jwf にして、「Jw_win.exe」がある

 フォルダ内におくと、JWW起動時に自動的に読み込まれます。

 それ以外の環境設定ファイル( ***.jwf )に書き出すと、環境設定ファイル( ***.jwf )の 読み込み を行わないと、

 その設定は利用出来ません。

 

 環境設定ファイル書出しを行うと、コメント文が消えてしまいます。

 Sample.jwf に書き出す場合は、Sample.jwf をコピ−してからコピ-を使うようにして下さい。

 

 新規にファイル名を付けて書出す場合は、ファイルの種類欄は 『JWF』 、ファイル名はファイル名の後ろに「.jwf」 を付けて、

 『ファイル名.jwf 』として下さい。

 

6. クロスラインカ−ソルの色・反転色等の色変更

 

 ※  各ボタンを左クリックすると色の変更が出来ます。

 

 設定→基本設定→「色・画面」タブの「画面要素」で、

 

 ・ 「選択色」→範囲指定で選択した図形の反転色

 

  ・ 「仮表示色」範囲指定した範囲指定枠の色、 仮線の色

 

 設定→基本設定→「色・画面」タブの「プリンタ出力 要素」で、

 

  ・ 「ズ−ム枠色」クロスラインカ−ソルの色

           拡大する時、範囲指定する枠の色

  ・ 「文字色」マウスの両ボタンを押しながらドラッグすると

            表示される文字廻りの色

 

7. 目盛の色の変更

 

 「軸角・目盛・オフセット」の目盛の色は、設定→基本設定→「色・画面」タブの「画面要素」の「線色2」と同じ色になります。

 

8. 背景色の変更

 

 設定→基本設定→「色・画面」タブの「プリンタ出力 要素」の「背景色」を左クリックすると背景色の変更が出来ます。

 

9. 色彩の初期化(背景色・線色等の一括変更)

 

 設定→基本設定→「色・画面」タブの「色彩の初期化」を選択すると、画面色が「白背景」「黒背景」「深緑背景」の中から選択でき、

 同時に線色も替わります

 

10.線色の設定変更

 

 メニュ−バ−の 設定→基本設定→「色・画面」タブで画面上の線色の設定と、印刷時の線色の設定が出来ます。

 

 「画面 要素」は、画面表示上の線色等の設定を行います。

 「プリンタ出力 要素」は、プリンタ出力時の線色等の設定を行います。

 

 「線色 *」を左クリックすると、色選択ダイアログボックスが表示され色の選択が出来ます。色設定で色の作成を選択すると、

 右側にグラデュエーションの欄が2ヶ所出ます。

 そこを、マウスポインタでドラックすると、無段階で色が変化し、

 色の作成が出来ます。色ダイアログボックスで各所を右クリックでヘルプ表示が出ます。

 

11.文字色の設定変更

 

 メニュ−バ−の 設定→基本設定→「文字」タブで、色No の所に線色番号を入力します。

 線の色を変えれば文字の色も変わります。

 

 

12.目盛(グリッド)の表示

 

 ステータスバーの∠0の部分を左クリックするか、メニュ−バ−の設定の「軸角・目盛・オフセット」を選択すると、「軸角・目盛・オフセット 設定」

 のダイアログボックスが表示されます。

 

 「目盛間隔」は、X軸・Y軸の目盛の間隔をカンマで区切って図寸法で入力します。

 「OFF」にチェックを入れると、目盛が表示されません。

 

13. 作図時間の変更

 

 環境設定ファイルの『S_COMM_6』で設定すると、基本設定一般(2)タブ で変更出来ます。

 

 #    | | | | | 作図時間の変更(0:変更不可 1:変更可)

 #    | | | | | (環境設定ファイルでのみ指定可)

 #    | | | | | |

 #    | | | | | |作図時間をステータスバーに表示

 #    | | | | | |(0:非表示 1:表示)

 #    | | | | | |(環境設定ファイルでのみ指定可)

 #  

 S_COMM_6 = 100 2 0 0 60 1 1 0 0

 

 

14. 環境設定ファイルの編集・作成で、新規保存すると、ファイル名が***txtになってしまう

 

 メニュ−バ−の 設定→環境設定ファイル→編集・作成 で

 「名前を付けて保存」する場合で、「ファイルの種類」を「すべてのファイル(*.*)」にしても

 外部エディタを NOTEPAD 等を使っている時は、拡張子が 「.txt」 になってしまいますので、

 後で拡張子の変更を行って下さい。

 

 N,Misumiさんの「Tonboedit」を使うと、そのような事はありません。

 建築資料館のトップペ-ジよりDL出来ます。

 

15. 線色のグレ−線とは

 

 表示のみレイヤでの表示線色です。

 

16. 読取点を指示した時に仮点を表示する

 

 メニュ−バ−の 設定→基本設定→一般(1)タブ の

 「読取り点に仮点表示」にチェックをいれるか、環境設定ファイルの「S_COMM_1」で設定します。

 

 

17. 用紙枠の線色・線種変更

 

 用紙枠の線色・線種の変更は出来ません。

 用紙枠の頂点は読取点ですので、矩形コマンドで用紙枠を作図して下さい。

 

18. オフセットとは

 

 作図領域に存在する点(位置)から、X・Y方向の寸法を指示して基点を設定して、作図します。

 

 オフセットする基点位置で、クロックメニュ−右AM6時(オフセット)にして、オフセット値を入力する。

 また、設定→「軸各・目盛・オフセット」にもあります。

 

 ステ−タスバ−の「∠**」をクリックしても「設定軸各・目盛・オフセット」の設定ができます。

 

 「設定→軸各・目盛・オフセット」の設定で、一番下のどちらかにチェックを入れる。

 基準点にする位置を右クリックすると、オフセット値の入力欄が

 表示されますので、数値を入力してOKをクリックする。

 

 オフセットダイアログボックスの「OK」の代わりに、ダイアログボックスの

 空白部分を右クリックでも、入力の確定が出来ます

 

 基点位置で、右AM6時(オフセット)にし、数値入力画面で、

 例えば、1000と入力後、OKをクリックせずに、Ctrlキ−を押しながら、

  ↑キ−を押すと、 0,1000 になります。

  ↓キ−を押すと、 0,−1000になります。

  →キ−を押すと、 1000,0 になります。

  ←キ−を押すと、−1000,0 になります。

 

19. 縮尺の設定

 

 メニュ−バ−の設定→「縮尺・読取」で、レイヤグル−プごとの縮尺の設定が出来ます。

 また、ステ−タスバ−の「S=1:**」を左クリックしても縮尺の設定が出来ます。

 

 縮尺欄には、現在の書込みレイヤグル−プの縮尺の設定ができます。

 

 また、ステ−タスバ−の「S=1:**」の右にある「〔*-*〕」を左クリックすると

 「レイヤ設定」ダイアログボックスが表示されますので、

 各グル-プ番号のタブをクリックして、「S=1:**」を左クリックするとそのレイヤグル-プの縮尺が設定されます。

 「レイヤ設定」ではレイヤ・レイヤグル-プ名の設定も出来ます。

 

 環境設定ファイルを開いて、下記の所でレイヤグル−プごとの縮尺の設定が出来ます。

 

 LAYSCALE =  0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0 100   1

 

20. 用紙サイズの設定

 

 メニュ−バ−の設定→「用紙サイズ」で、用紙サイズの設定が出来ます。

 また、ステ−タスバ−の「A-*」を左クリックしても用紙サイズの設定が出来ます。

 

 起動時の用紙サイズの設定は、環境設定ファイルの下記の所で出来ます。

 

 S_COMM_0 =    00   35   A0    1    1  900    0    0

 

 起動時の用紙サイズの設定は、環境設定ファイルでのみ出来ます。

 また、「S_COMM_0」の設定は、起動時の環境設定ファイル名が「JW_WIN.JWF」でのみ有効です。

 

21. 表示されている画面を記憶させたい(画面範囲記憶)

 

 メニュ−バ−の 設定→基本設定→一般(2) の下の方に『両ボタンドラッグによる、……』という項目があり、

 右図の上下左右の空いている所に、5(範囲記憶)・6(範囲解除)・8(用紙全体)を設定すると

 作図画面上で、設定した5(範囲記憶)の方向に両ボタンドラッグすると、今の画面が範囲記憶される。

 

 拡大・縮小・8(用紙全体)の後に右上方向に両ボタンドラッグ(画面全体表示)すると

 範囲記憶された画面に戻ります。

 6(範囲解除)の方向に両ボタンドラッグすると、 範囲記憶が解除されます。

 

 ステ−タスバ−右端の倍率をクリックしても範囲記憶・範囲解除・用紙全体表示が出来ます。

 

22. 縮尺を変更したい

 

 メニュ−バ−の設定→「縮尺・読取」で、レイヤグル−プごとの縮尺の変更が出来ます。

 また、ステ−タスバ−の「S=1:**」を左クリックしても縮尺の変更が出来ます。

 

 「縮尺・読取 設定」の縮尺記入欄で変更して下さい。

  通常は、「実寸固定」にチェックを入れて,OKをクリックして下さい。

 「実寸固定」にチェックをいれると、縮尺にあった図形の大きさになります。

 

23. 文字色の設定変更(一括ではない)

 

 メニュ−バ−の 『設定』→『基本設定』→『文字』タブの『色No』で

 設定してから、文字コマンド→文字色を変更する文字種を左クリック→

 コントロ−ルバ−の文字種類選択→Enterキ−で元の位置で文字色が

 変更されます。

 

 または、文字列を範囲コマンドで範囲選択→コントロ−ルバ−の「属性変更」→

 「文字色変更」にチェック→文字いろを選択→OK→OK

 

24. クロックメニュ−の文字の大きさ    

                                

 基本設定→『一般(1)』タブの『ステ-タスバ−の文字をおおきくする』に

 チェックを入れると、クロックメニューで表示される文字は、いくらか大きくなります。

 

25. 軸角解除方法

 

 右PM5時(軸角取得)にして、軸角を元に戻すには、

 作図領域に水平線があれば、水平線上で右PM5時(軸角取得)にする。

 または、

 設定→軸角・目盛・オフセット or ステ−タスバ−の軸角「**.**」を

 左クリックで「軸角設定」のチェックを外して下さい。

 または、

 ステ−タスバ−の軸角「∠**.**」を右クリックで軸角の解除が出来ます。

 

 ※ 軸角「∠**.**」を右クリックで解除出来ない時は、

 画面右下のステ−タスバ−の「倍率(X *.**)」から「用紙サイズ(A-*)」

 まで、右ドラッグするとクロスラインカ-ソルのスイッチがONになるので、

 軸角「∠**.**」を右クリックして解除して下さい。

 

26. 図面のサイズの変更(通常の場合)

 

 ステ−タスバ−にある縮尺「 S=1/**」を左クリックして、実寸固定にチェック、

 必要に応じて、「文字サイズ変更」にチェックを入れて、縮尺を変更する。

 

27. 文字のスペ−スに山型表示が表示される

 

 画面右下の「×*.**」を左クリックして「画面倍率・文字表示 設定」

 の「文字のスペースを表示する」にチェックを入れると、画面上で

 スペ−ス部分が山型表示される。(印刷はされない)

 

28. 文字列に枠が表示される

 

 画面右下の「×*.**」を左クリックして「画面倍率・文字表示 設定」

 の「【文字枠】を表示する」にチェックを入れると、文字列の枠も表示される。

 

29. 線・文字の作図デ−タ−数

 

メニュ−バ−の 設定 → 基本設定 → 一般(1) タブの一番下に、線・文字の作図デ−タ−数が参考表示される

 

30. 新規作成時の環境設定ファイルの読込

 

 新規作成時に環境設定ファイルの再読込をするには、メニュ−バ−の 設定 → 基本設定 → 一般(1) タブの

 「新規ファイルのときレイヤ名・状態を初期化、プロフィール・環境ファイルを再読込み」にチェックを入れる。

 

31. 読み込み時の図面設定の反映(既存図面の線色・線種の設定で読み込む)

 

 メニュ−バ−の 設定 → 基本設定 → 一般(1) タブの「ファイル読込項目」にチェックを入れる。

 

32. 表示のみレイヤの読取点の読取

 

 ステ−タスバ−の「縮尺(S=1/**)」を左クリックして、「表示のみレイヤの読取点を読み取る」にチェックを入れる。

 

33. 「軸角・目盛・オフセット 設定」で、「目盛間隔」を実寸に設定

 

 「S_MESH_0」の最後の数字で設定します。

 目盛り間隔を実寸法に設定する場合は1を、設定しない(図寸法))場合は0を記載します。

 ※ 「軸角・目盛・オフセット 設定」のダイアログボックスの「実寸」にチェックを入れても実寸の入力になります。

 

 S_MESH_0 =     0    0    5    5   15   0

 

34. レイヤ(グル−プ)名の設定

 

  レイヤ(グループ)バ−の書込みレイヤ(グループ)を右クリックすると、各レイヤの内容が、非表示・表示に関わらず、一覧で表示されます。

  一覧表示されたレイヤ(グループ)名または、レイヤ(グループ)番号を左クリックすると、レイヤ(グループ)名を設定できます。

 

  また、メニュ−バ−の設定レイヤを選択するか、ステ−タスバ−の「〔*-*〕」を左クリックすると「レイヤ設定」ダイアログボックスが表示

  されますので、そちらでも設定できます。

 

  レイヤ(グループ)名を初期設定するには環境設定ファイルで行います。

  オンラインマニュアル「環境設定ファイル」の Q20 を参照して下さい。

 

35. 点線の間隔調整

 

  メニュ−バ−の設定→基本設定→「線種」タブで、「プリンタ出力」で調整出来ます。

  ここの数字(初期設定のままだったら10)を10より小さい数字にすると、ピッチが狭く、10より大きくするとピッチが広くなります。