■外変を使用するための ruby の導入[ ActiveRuby.msi版 ]

rubyスクリプトで作成された外変を使用するために ActiveScriptRuby の導入手順です。
ruby186のOne-Click Installerの公開サイトが見つからないので ruby187 のインストーラーを紹介します。

今回導入フォルダは C:\ruby として記載していますが既に ruby フォルダがある場合は、C:\ruby187
などに読み替えて下さい。

ActiveScriptRuby-1.8.7-p330(ActiveRuby.msi版) の導入がうまくいかない場合は
Ruby 1.8.7-p374.exe の導入手順 を参照してください。

簡単にインストール手順を記載します。

  1. ActiveScriptRuby-1.8.7-p330(ActiveRuby.msi)を入手して適当なフォルダに保存する。
  2. 保存した ActiveRuby.msi をクリックして c:\ruby フォルダに導入する。
    重要!! - VisualuRubyのソースとバイナリ(swin.so)などは組み込まれています。
  3. 導入したフォルダ( c:\ruby\bin )を環境変数の PATH に通しておいてください。(追加)
  4. 環境数の追加は、コントロールパネルを開く。
  5. システム を開く。画像
  6. システムの詳細設定を開く。画像
  7. 環境変数(N) -- システム環境変数(S) の PATH を選択して 編集 で追加できます。 画像

    例えば
    %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;
    の後ろに
    c:\ruby\bin; (最後にセミコロンを付けることを忘れないでください。)

    追加後は下記のようになります。
    %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;c:\ruby\bin;


    上記の 4. から 7. の手順が面倒な方は
    コマンドプロンプトを管理者権限で起動する。
    キーボードから SETX PATH "c:\ruby\bin;%PATH%" -m を入力して Enterキーを押す。
    これでシステム環境変数PATHの先頭に追加されます。
  8. ディスクトップに ruby console アイコンをクリックする。
  9. 黒いウインドウが開くので、キーボードで ruby△-v と入力して Enterキーを押す。
    ruby 1.8.7 (2010-12-23 patchlevel 330) [i386-mswin32] 画像
    と表示されたらrubyのインストールは完了です。
    補足) △ は 半角スペース
  10. ディスクトップに ruby console アイコンができますが特に使用しないので削除する。
    ruby console

    --- 2020/08/01 追記 ---
    !!重要!! --- ここで入手したRubyの圧縮ファイル ActiveScriptRuby-1.8.7-p330(ActiveRuby.msi)には、
    VisualuRubyのバイナリ(swin.so)は導入されています。
    たとえば 外変 gHeron for JWW Ver.1.41 は問題なく動作します。

[ 詳細なインストール手順は下記の通りです。]
  1. Windows版Rubyバイナリ の ActiveScriptRuby をクリックする。

  2. ActiveScriptRuby(1.8.7-p330 --with-winsock2 --enable-tcltk-stub) Microsoft Installer Package (1.8.7.36) 15,172,608バイト をクリックする。
    ActiveScriptRuby-1.8.7-p330(ActiveRuby.msi) 画像
  3. ActiveScriptRuby-1.8.7-p330(ActiveRuby.msi) をクリックして入手する。(適当なフォルダに保存する。)

  4. ダウンロードした ActiveRuby.msi をクリックする。
  5. セキュリティ警告が出たら 実行 ボタンをクリックする。
  6. 次へ ボタンをクリックする。

  7. 標準導入フォルダが C:\Program Files (x86)\ruby-1.8\ と表示される。
  8. 導入フォルダを C:\ruby に変更後、次へ ボタンをクリックする。

  9. Confirm Installation のダイアログが出るので 次へ ボタンをクリックする。

  10. Installing ActivateRuby 1.8.7 のダイアログが出る。

  11. しばらくすると Installation Cpmpplete のダイアログが出る。の Close ボタンをクリックでインストール完了です。


    補足) インストール先後、C:\ruby になっていることをエクスプローラなどで確認する。

  12. 環境変数の追加は、コントロールパネルを開く。
  13. システム を開く。

  14. システムの詳細設定を開く。

  15. 環境変数(N) -- システム環境変数(S) の PATH を選択して 編集 で追加できます。

    例えば
    %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;
    の後ろに
    c:\ruby\bin; (最後にセミコロンを付けることを忘れないでください。)

    追加後は下記のようになります。
    %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;c:\ruby\bin;

  16. スタート--ファイル名を指定して実行(R)をクリックして cmd△/c△ruby△-v△&△pause
    入力して OK をクリックする。

    補足) △ は 半角スペース
  17. 背景が黒いウインドウが開き、
    ruby 1.8.7 (2010-12-23 patchlevel 330) [i386-mswin32]
    と表示されたらrubyのインストールは完了です。

    補足)
    Windows7/8/8.1/10 64ビットでもこの方法で ruby script で作成された外変は動作確認できました。

--- 2020/08/01 修正/追記 ---

■Rubyの新しい安定版(32bit版および64bit版)導入

rubyの新しい安定版である1.9.2 の32bit版および64bit版のバイナリがダウンロードできます。
補足) ruby186(ruby-1.8.6-p369-i386-mswin32.zip) もダウンロードできます。
補足) アクセスに少し時間がかかりますので気長にお待ちください。

--- 2020/08/19 修正 ---
rubyinstaller-1.9.2-p290.exe では、
外変 gHeron for JWW Ver.1.41 は Pathが通っていても現状では動作確認できていません。

そこで下記の Ruby-1.9.1.msi ですと、vruby と vrswin も導入されているのですが
外変 gHeron for JWW Ver.1.41 を実行すると下記のエラーが出て動作しません。
現状ではここまで確認しています。
ですので 外変 gHeron for JWW Ver.1.41 は ruby 1.8.7 でご利用ください。
swin.so はソースからビルドが必須かも?? 現状ビルド環境がありません。
ビルド詳細は ここを参照してください。
  1. Ruby-1.9.1.msiをダウンロードする。
    ( http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/46796 )
  2. 導入フォルダは c:\ruby191 で Path は手動で設定しています。

    gHeron for JWW Ver.1.41 の実行後のエラー内容



[rubyinstaller-1.9.2-p290の導入手順 ]
  1. rubyinstaller-1.9.2-p290.exe をダウンロードする。
  2. rubyinstaller-1.9.2-p290.exe をクリックしてインストールする。
    導入パス(Path)は、C:\Ruby192 になっていることを確認する。
    途中 path の追加にチェックを入れる。


  3. 環境変数に C:\Ruby192\bin のPathが追加されていることを確認する。
    ログインユーザーのみの使用になります。


    ALLユーザーで使用する場合は、システム環境編集のPATHに追加してください。



[ 簡単にインストール手順を記載します。(ruby-1.8.6-p369-i386-mswin32.zip) ]

!!重要!! --- ここで入手したRubyの圧縮ファイルruby186(ruby-1.8.6-p369-i386-mswin32.zip)には、
別途 VisualuRubyのソースとバイナリ(swin.so)の導入する必要があります。
たとえば 外変 gHeron for JWW Ver.1.41 を使用する場合など

  1. zip形式での提供なので例えば c:\ruby に解凍する。
  2. http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/binaries/mswin32/ext/から、


    vruby-061102-i386-mswin32-1.8.zip を入手する。--- ソース(vc)
    vruby-061102-i386-mswin32-1.8.zip を解凍して libフォルダ を C:\ruby にコピーしてください。
    C:\ruby\lib\ruby\site_ruby\1.8\vr フォルダができていることを確認する。


    vrswin-060205-i386-mswin32-1.8.zip を入手する。--- バイナリ(swin.so)

    vrswin-060205-i386-mswin32-1.8.zip を解凍して libフォルダ を C:\ruby にコピーしてください。
    C:\ruby\lib\ruby\site_ruby\1.8\i386-msvcrt\swin.so があることを確認する。

  3. 解凍したフォルダ( c:\ruby\bin )を環境変数の PATH に通しておいてください。(追加)
  4. 環境変数の追加は、コントロールパネル(表示方法を小さいアイコンにする)を開く。
  5. システム を開く。

  6. システムの詳細設定を開く。

  7. 環境変数(N) -- システム環境変数(S) の PATH を選択して 編集 で追加できます。

    例えば
    %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;
    の後ろに
    c:\ruby\bin; (最後にセミコロンを付けることを忘れないでください。)

    追加後は下記のようになります。
    %SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;c:\ruby\bin;

x64-mswin64版に関しては、以下の配布物に含まれるライブラリがインストールされている必要があります。