Jw_cad の右クリック機能



kazuさんがJw_cad の右クリック機能をまとめてくれました。
詳細については、オンラインマニュアル を参照してください。


 ■  基本の右クリック機能

   ・ 「(L)free」は左クリック(L)で、任意点を指示します。
     「(R)Read」は右クリック(R)で、読取点(点・端点・交点 等)を指示(指定)します。

   ・ 範囲選択時に文字も含む場合は、終点を右クリックする。

   ・ コントロ−ルバ−の数値入力欄  右の▼を右クリックすると、
     電卓機能の付いた『数値入力』ダイアログボックスが現れます。
     『数値入力』ダイアログボックスの「OK」の代わりに、数値入力のダイアログボックスの
     空白部分を右クリックでも、入力の確定が出来来ます。
     また、数値入力表の数値ボタン(電卓ボタンを除く)を直接右クリックすると、
     数値入力と確定が同時に行えます。

   ・ 線属性バ−  を右クリック線色・線種の切り換えができます。
     ※ 環境設定ファイル「LTYPE_HC」で設定した線色・線種に切り替わります。

   ・ オフセットダイアログボックスの「OK」ボタンの代わりに、ダイアログボックスの空白部分を
     右クリックでも、入力の確定が出来ます。

   ・ レイヤ(グループ)ボタンを左クリックすると、編集可能→非表示→表示→編集可能 と変化し
     ていきますが、右クリック書込みレイヤ(グル−プ)になります。

   ・ レイヤ(グループ)ボタンの  を右クリックすると、書き込みレイヤ以外が
     編集可能レイヤ(グループ)になります。

   ・ レイヤ非表示コマンドを選択して、線・円・実点は左クリック、文字右クリックすると、
     そのレイヤは非表示になります。
     ※ 「[レイヤ非表示化]を[表示のみレイヤ化] にする」にチェックを入れると、非表示レイヤが
     表示のみレイヤになります。

   ・ 書き込みレイヤ(グループ)を右クリックすると、各レイヤの内容が、非表示・表示に関わらず、
     一覧表示されます。
     レイヤ(グループ)一覧で、レイヤ(グループ)番号・レイヤ(グループ)名を右クリックで一覧表を
     閉じる設定を、環境設定ファイルの「S_COMM_8」で設定出来ます。


 ■  ステータスバー上での右クリック機能

   ・ ステ−タスバ−の
     メッセージ表示部  を
     左クリックで目盛無しクロスラインカーソルの ON/OFF が、右クリック目盛付クロスラインカーソルの
     ON/OFF の切り替えが出来ます。
     ※ 環境設定ファイル「R_CROSS_SET」の設定が必要です。

   ・ ステ−タスバ−の縮尺変更  ボタンを右クリック表示のみレイヤの読取状態
     変更したり、表示のみレイヤの属性取得の可否の切替が出来ます。
     ※ 環境設定ファイル「S_COMM_8」の設定が必要です。

   ・ 環境設定ファイルで目盛り付きクロスラインカーソルの設定(R_CROSS_SET)を行っている場合は、
     ステータスバーの縮尺変更  ボタンをShiftキー+右クリックすると
     「表示のみレイヤの属性取得」の可否の切替が出来ます。
     画面左上に属性取得が出来る時は「*」が、出来ない時は「_」が表示されます。

   ・ ステ−タスバ−の書込みレイヤ番号  を右クリック(属性取得)し変更したい線を
     左クリックでその線色・線種が取得出来き、作図領域内を右クリック反転表示になります。
     また、書込みレイヤ番号をShiftキー+右クリックレイヤ非表示化になります。

   ・ ステ−タスバ−の  を右クリック軸角の解除が出来ます。
     ※ 軸角「∠**.**」を右クリックで解除出来ない時は、環境設定ファイルの
        「目盛り付きクロスラインカーソルの設定」(R_CROSS_SET)を行うと、ステータスバーの
        [軸角]表示部を右クリックで軸角のON/OFFの切換になります。
        または、
        画面右下のステ−タスバ−の「倍率(X *.**)」から「用紙サイズ(A-*)」
        まで、右ドラッグするとクロスラインカ-ソルのスイッチがONになるので、
        軸角「∠**.**」を右クリックして解除して下さい。

   ・ ステ−タスバ−右端の表示倍率欄  を右クリックすると反転表示が出来ます。


 ■  線属性 コマンド

   ・ 線色・線種を左クリックで選択してOKで閉じるか
     直接、線色・線種を右クリックすると、線色・線種の選択と確定ができます。


 ■  複線 コマンド

   ・ 複線方向を確定したのち、コントロ−ルバ−の  ボタンを
     左クリックすると指定した方向・複線間隔で左クリック分の連続複線になり、
     右クリックで押し続けると連続した処理になります。

   ・ 複線間隔入力後、「Shift」キーを押しながら左または右クリックで方向を指示すると
      になります。(前回値の場合は右クリック)

   ・ 複数の図形を複線コマンドの範囲選択で一度に複線化する場合、
     コントロ−ルバ−の  後、複線方向を反転させたい線・円を右クリックすると、
     左クリックで指示した方向とは反転して複線化されます。


 ■  範囲・移動・複写・パラメトリック コマンド

   ・ 複写・移動 コマンドで、連続線は1辺を右クリック選択出来ます。

   ・ 範囲選択すると選択された線・文字等は線・文字等をクリックしていくと除外され、
     選択されていない線・文字等をクリックしていくと、追加されます。
     (線は左クリック、文字右クリックで選択して下さい)

   ・ 移動・複写 コマンドで、範囲選択の終点を左または右Wクリック交差選択におなります。

   ・ 移動・複写・パラメトリック コマンドで、コントロ−ルバ−の  ボタンを
     左クリックすると、任意方向→X方向→Y方向→XY方向 と変化しますが、
     右クリックすると、任意方向→XY方向→Y方向→X方向 と変化します。
     ※ 範囲確定後、スペ−スキ−やShift+スペ−スキ−でも変化します。

   ・ 移動・複写 コマンドで、選択した図形を移動・複写しててから、
     コントロ−ルバ−の  を左クリックしていくと、X・Y方向共同じ間隔で
     連続して移動・複写が出来ますが、右クリックで押し続けると連続した処理になります。

   ・ 範囲選択後、コントロ−ルバ−の  を右クリックで、その範囲が記憶され、
     Shiftキ-とCtrlキ-+右クリックの組み合わせで範囲記憶(1)〜(4)が使用出来ます。

     範囲選択後、コントロ−ルバ−の  を右クリックで、その範囲が記憶され、
     Shiftキ-とCtrlキ-+右クリックの組み合わせで、範囲記憶(5)〜(8)が使用出来ます。

   ・ 選択確定後、パラメトリック・移動・複写を1回行った後にコントロ−ルバ−の  を
     右クリックで、範囲選択された仮表示の切替が出来ます。
     ※ ただし、環境設定ファイル「S_COMM_8」の設定によります。

   ・ 移動・複写 コマンドで、コントロ−ルバ−の  を選択後、基準線を左クリックで
     で文字方向補正無し、右クリック文字方向補正有りになります。


 ■  消去 コマンド

   ・ 線・文字等を右クリックで指示した線・文字を消去出来ます。

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択後、始線を右クリックで「一括消去」になり、
     始線を左クリックで「一括部分消し」になります。
     「一括処理」を選択時は、終線を右クリック同一線種のみの選択になります。

     また、終線指示後、コントロ−ルバ−の  ボタンを選択する代わりに
     作図領域で右クリックまたは左AM0時でも「処理実行」になります。

   ・ コントロ−ルバ−の  ・  を右クリックで範囲選択すると、
     範囲内外に跨る線(交差選択)も消去出来ます。
     または、[範囲選択消去]または[連続範囲選択消去]を通常の左クリックで選択して、
     範囲選択の終点を左または右Wクリックで、交差選択になります。

   ・ コントロ−ルバ−の  に、
     切断寸法を記入(実寸の時は、実寸にチェック)して、交わった線の切断したい方の線を
     左クリックで選択し切断する交点を右Wクリック すると寸法を指定して切断出来ます。
     ※ 線を切断するだけの場合は、切断間隔は0にする

   ・ データの選択を選択して消去
     消去したい線のあるレイヤを書込みレイヤにして消去コマンドを選択し、
     下記のキ−を押しながら、右クリック消去出来ます。
       (1)Shift キー 書込みレイヤのデータを選択
       (2)Ctrl キー 書込み線色・線種の線円と書込み線色の点を選択
       (3)Shift+Ctrl キー 書込みレイヤ・線色・線種の線円と書込みレイヤ・線色の点を選択


 ■  伸縮 コマンド

   ・  を選択時は、コントロ−ルバ−の  ボタンを選択する代わりに
    作図領域で右クリックまたは左AM0時でも「処理実行」になります。

   ・ 線・円弧上を右クリックで線を切断します。(右クリックは読取点ではありません)

   ・ 基準線までの伸縮は基準線を右Wクリックで選択します。


 ■  コ−ナ− コマンド

   ・ 右クリック位置で線が切断されます。(右クリックは読取点ではありません)

 ■  /(線) コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  にチェックを入れて線・円弧の端部を左クリックすると、
     線・円弧の端部に < が描けますが、左クリックで「書込線色・線種」で矢印が作図され、
     右クリック「寸法設定の線色・線種」で矢印が作図されます。


 ■  〇(円) コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  ボタンを左クリックしていくか、Shiftキ−+スペ−スキ−で
     反時計廻りに基点位置が、右クリック時計廻りに基点位置が変更できます。


 ■  文字 コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の文字種変更ボタン  を右クリックすると、
     環境設定ファイルの「MSET」で設定した文字種に変ります。

   ・ コントロ−ルバ−の  ボタンを左クリックすると、文字の基点位置及び
     文字の ずれ 及び 下線・上線を作図 の設定が出来ますが、右クリックすると
     環境設定ファイルの「MSET =」で設定した基準点に変ります。

   ・ 作図領域の文字を左or右クリックで選択すると、コントロ−ルバ−の『範囲選択』が  に
     変わります。
     このボタンを左クリックしていくと、任意方向→X方向→Y方向→XY方向 と変化しますが、
     右クリックしていくと、XY方向→Y方向→X方向→任意方向 と変化します。

   ・ コントロ−ルバ−の貼付ボタン右にある外部エディタ  ボタンを右クリックすると、
     「外部エディタを指定」ダイアログが現れ、エディタの変更が出来ます。

   ・ 寸法図形の寸法値を右クリックで取得すると、寸法値の複写が出来ます。


 ■  寸法 コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  ボタンを左クリックすると、= → =(1) → =(2) → − → = と変化し、
     寸法線・引出線の位置を指定出来ますが、右クリックすると、= → − → =(2) → =(1) → =
     逆回りに変化します。

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択後、円の外側に寸法値を記入する時は、
     円周上を右クリックです。

   ・ 連続する二つ目以降の寸法の時、左クリックすると寸法の終点となり、
     右クリックすると前回の終点からの寸法を作図します。

   ・ 引出線、寸法線位置を指示すると、コントロ−ルバ−の  が使用出来るようになり
     始線・終線指示後、コントロ−ルバ−の『実行』を選択するか作図領域内を
     右クリックでも、『実行』になります。
     ※ 始線or終線を右クリックで指示すると、同じ属性の線しか対象になりません。

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択して、寸法値を右クリック寸法値移動
     右Wクリック寸法値変更です。

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択して、Shiftキーを押したまま寸法値を右Wクリックすると<
     左上に【2点間 長】と表示されますので始点と終点を右クリックしたら数値が変更されます。


 ■  2線 コマンド

   ・ 始点または終点を指示する場合に、他線を右Wクリックすると包絡処理されます。

 ■  AUTOモード コマンド

   ・ 作図領域の何もないところを右クリックすると、矩形コマンドになります。
   ・ 線を左クリックすると、部分消し・消去・コ−ナ−線伸縮の操作が出来ます。
   ・ 線を左クリックして、同一線を右クリック線の消去です。(端点・交点等の読み取り点は除く)
   ・ 線を左クリックして、2点を指示すると部分消しになります。
   ・ 線を左クリックして、もう1線を左クリックするとコ−ナ−処理が出来ます。
   ・ 線を右クリックすると、複線コマンドになります。
     この時に、右クリックによる複線への移行後、読取り点以外で再度右クリックすると
     前回値の複線になります。
   ・ 伸縮線を左クリックして、基準線を右クリックすると線の伸縮が出来ます。

   ・ AUTOモードコマンドを選択して、線属性で消したい線色・線種を選択。
     Ctrlキ−を押しながら重なった線上を左クリックし、Ctrlキ−を離さないで(Ctrlキ−を押したまま)、
     重なった線上を右クリックで消したい線色・線種が消去できます。


 ■  ハッチ コマンド

   ・ 選択された連続線を再度右クリックすると選択を解除できます。
   ・ 閉鎖線・円は、1線右クリック選択出来ます。


 ■  多角形 コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の「ソリッド図形」にチェックを入れると「円・連続線指示」が有効になり、
     「円・連続線指示」を選択したのち円・連続した線を左クリックで指示すると元図形を残して
     ソリッドを作図、右クリックで指示すると元図形を消去してソリッドを作図します。
     ※ ただし指示できる連続線は同一レイヤ/線色/線種の直線のみです。

   ・ ソリッド図形の色変更はShiftキー+左クリックですが、Shiftキー+右クリック
     色取得が出来ます。

   ・ コントロ−ルバ−の  を右クリックで選択すると、「円環ソリッド」が作図出来ます。

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択し「線形・円周」にチェックを入れて線形・円周を左クリックで
     指示するとソリッド図形の属性になり右クリックした場合は、指定した色のソリッド図形の属性になります。


 ■  線記号変形 コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  ボタンを左クリックすると「角度」欄が、無指定⇒90⇒1800⇒270 と
     左回りに変化しますが、右クリックすると「角度」欄が、270⇒180⇒90⇒無指定 と
     右回りに変化します。


 ■  座標ファイル コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  で、「90゚毎」を左クリックで読込み図形を
     90゚毎に左回転(無指定⇒90⇒180⇒270)しますが、
     右クリック右回転(無指定⇒270⇒180⇒90)します。


 ■  表計算 コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  で
     範囲選択後、作図領域を右クリックで範囲確定です。


 ■  測定 コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択後、円を左クリックで+値、右クリック−値になります。

 ■  2.5D コマンド

   ・ コントロ−ルバ−の  を左クリックで選択すると、上・下・左・右・前・後の
     視点位置が変更され、その時の測点位置がステータスバーに左右角度、上下位置、前後位置が
     表示されますが、右クリックすると回転角間隔・移動間隔の距離が大きくなり、
     押し続けると連続で移動します。


 ■  日影 コマンド

   ・ コントロールバーの  ボタンを左クリックで選択すると、左右・上下方向に
     アイソメ図が回転しますが、右クリックで回転角が大きくなり、押し続けると連続回転します。

   ・ コントロ−ルバ−の  を選択して真北方向の線端部を左クリックすると度単位表示の
     十進数で角度が作図され、右クリックすると"度分秒"の表示になります。